季節を彩るユリの花々

本格的な梅雨となり、神津島でも不安定な天候が続いております。

しかし、植物にとっては恵みの雨。

島内のいたるところで、ユリの花々が顔を覗かせています。

サクユリ.jpg

【サクユリ】

天上山登山道沿いの土手面や岩場の窪みにモウセンゴケ(※1)が生育し、低灌木の隙間に巨大なサクユリと小さなカキラン(※2)が混生する何とも不思議な光景が見られます。

野生ユリとして世界最大で、成人男性の手のひらほどの個体もあります。

7月中旬から下旬にかけて、山頂域の低灌木帯はユリまたはユリと途切れることがありません。

戦後の一時期、ユリ根を食用としたために激減しましたが、その後回復しました。

《おすすめ観察スポット》

白島6合目へ向かう宮塚山線

※1

モウセンゴケ科モウセンゴケ属に分類される多年草の1種

食虫植物の一種で、葉にある粘毛から粘液を分泌して虫を捕獲する。

※2

ラン科カキラン属の多年草

別名がスズラン

参照元:Wikipedia

スカシユリ.jpg

【スカシユリ】

あちこちににぎやかに咲くスカシユリ。

道端にはコガンピ(※1)やヒキヨモギ(※2)が咲き、林床では小さなヒナノシャクジョウ(※3)が点在して咲きます。

海岸の砂地、岩場、天上山の草地やスダジイの樹上、あるいは道沿いの土手面とその生育地は多岐にわたっています。

太平洋側では静岡県以北、日本海側では新潟県以北に分布し伊豆諸島が南限となります。

《おすすめ観察スポット》

温泉保養センターからめいし遊歩道までの道端

※1

ジンチョウゲ科

関東地方以西、台湾まで分布する落葉小低木。

※2

ハマウツボ科ヒキヨモギ属の半寄生植物。

※3

ヒナノシャクジョウ科ヒナノシャクジョウ属の植物。

ごく小さな腐生植物で、森林の林床に生育し、ごく小さな花を着ける。

参照元:Wikipedia

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参考文献:神津島花図鑑

このブログ記事について

このページは、産業観光課が2021年7月10日 08:47に書いたブログ記事です。

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