豊かな自然を守り、未来の子供たちへ

前浜海岸ビーチクリーンが行われました。

この活動は、NSA神津島支部によるボランティアです。

年間800万トンのプラスチックごみが世界中の海に流れ込み、2050年までには海洋中のプラスチックの量が、魚の重量を超えると予測されるなど、世界規模で海ごみが大きな問題となっています。

今回のビーチクリーンで見られた漂着ごみの大半が、プラスチックごみで占められていて、漁具や発泡スチロールなど漁業関係者のごみも多いですが、ペットボトルや瓶など、私たち消費者としてのごみがかなり多く見られました。

これらは放置されれば島や自然の美しさを損ねるだけでなく、マイクロプラスチックとなって海を汚し、様々な生き物や私たちの体に影響を及ぼす可能性があります。

当たり前のことですが、自分で出したごみは必ず持ち帰る。ポイ捨てはしない。

「来た時よりも、美しく。」することが大切です。

神津島の豊かな自然を守り、未来の子供たちへ繋ぐことが、現代を生きる我々の使命だと思います。

観光客・島民に関わらず、一人ひとりが意識を変えて生活していくことが、海ごみを減らし問題を解決する小さな一歩となるのではないでしょうか。

【ビーチクリーンの様子その1】

ビーチクリーン子供.jpg

【ビーチクリーンの様子その2】

ビーチクリーン.jpg

めっぽう美しい岩山

西海岸を長浜へ行くぶっとおし岩手前、小浜という浜があります。

言い伝えによると、今はありませんが昔、岩肌が「金雲母流紋岩」で覆われていて、この岩肌が日光を反射し、眩い程に金色に輝いていたと言われていました。

このことから、めっぽう美しい岩山、メッポー山と名付けられたと伝えられています。

島の周辺には、海亀が生息していて、今のように車道が無く月明りだけの頃は、砂浜に亀の産卵が数多くあったそうです。

この大岩をよく見ると、海に頭を突き出した大きな亀のように見えます。

まるで甲羅に蔦がからんで、木が生えて動くことができなくなったユーモラスな形に見えます。

亀は万年と言われるくらい長寿を称える縁起のよい動物です。

冬になると、この亀岩の頭に海鵜が羽を休めていることがあります。

【小浜】

小浜.jpg

【メッポー山】

メッポー山.jpg

神津島へアクセス

伊豆諸島のほぼ中間に位置し、東京から約180?に位置する神津島。

この距離をどのように感じますか?

「意外と近い!」もしくは「遠いなぁ?。」など様々な意見があるかと思います。

今回は【本日の神津島】ではありませんが、島へのアクセスについてご紹介します。

神津島へは「船」または「飛行機」でご来島いただけます。

3代目さるびあ丸.JPG

大型客船(3代目さるびあ丸)の場合は

東京竹芝桟橋より、※(例)22時頃乗船します。

レインボーブリッジの下をくぐり東京湾を抜け、伊豆の島々へと向かいます。

島に至るまで、非日常的な景色・時間を楽しむことができます。

神津島への到着は翌朝※(例)10時頃、約12時間のまったりとした船旅になります。

結.JPG

夏のシーズンになると、高速ジェット船の就航が始まります。

東京竹芝桟橋より、約3時間半とあっという間です。

時速80?で海上を飛ぶ高速船は、不思議な感覚ですがとても快適です。

静岡県熱海からも高速ジェット船が就航します。

また、静岡県下田からはカーフェリーが年間を通して就航しております。

ドルニエ.jpg

飛行機は、東京調布飛行場よりご利用いただけます。

所要時間はたったの約40分、窓から見える景色は圧巻です。

.....................................................................................................................................................

皆様に知っていただきたいのは、「神津島は決して遠い所ではなく、気軽に訪れることができる観光地」ということです。

豊かな自然あふれる神津島、一度足を運べば二度三度と訪れたくなるはずです。

季節の訪れを知らせる野鳥

神津島では渡鳥・留鳥を含めると約160種余の野鳥が見られます。

彼らは、我々島民に季節の訪れを知らせてくれます。

イソヒヨドリ.JPG

【イソヒヨドリ】

神津島の村鳥

留鳥として一年中見る事が出来る。

その名の通り海岸の岩場で生活するが、山間部でも見られ行動範囲の広い鳥です。

雄は頭から胸元までと背面全体がブルーで、腹部から尾羽までは赤い色。

雌は頭から背面は、灰褐色で喉元から腹部下までは灰褐色と白とグレーのウロコ状の模様になっている。

海ではフナムシ、山では昆虫類やトカゲなどを捕食している。

繁殖期には岩の隙間を利用して営巣し、特に磯場では200m間隔でテリトリーを持って相互にけん制している。

ツバメ.JPG

【ツバメ】

毎年、営巣した場所へ戻ってくる愛着のある鳥の一種。

繁殖期には、ツガイで民家の軒下に粘土を運んで、枯れ草を唾液で混ぜて巣を作り卵を産む。

村落内の道路を低空で飛行したり、草地や農耕地の開けた所で昆虫類をフライングキャッチして捕食している。

額と喉が赤く、頭の上から背面・両翼・尾羽は光沢のある黒紺色に見える。

喉下は黒く、胸から腹部・尾羽の付け根は白く、両翼の先端は2つに別れて、真ん中に白い斑点がある。

【写真提供】

中村親夫さん

島流し

伊豆諸島が流刑の地として定められたのは、奈良時代の新亀元年(724年)といわれているが、小さな島は流刑の受け入れにより、島の生活がおびやかされる状況を考慮して除外されていました。

江戸時代に入ってから徳川幕府は、寛保二年(1742年)に、お定め書百か条を公布し流刑を遠島と言い、その流刑地を伊豆諸島に定め江戸近辺の犯罪人を島送りにしました。

先ず遠流の地として、八丈島、中流の地として三宅島、近流の地として大島・新島を定めて犯罪者を送り、神津島・御蔵島は島替えと言い島で再び罪を犯した者を送り込みましたが、この二つの島は地形も厳しく食料も少ないので再犯とは言え、流人を大勢送ることはなかったようです。

島に送られた流人の生活は「日常勝手たるべし」とされて、すべて自活する事が原則で品と言う「仕送り」をうける一部の流人や手に職のある者を除いては、その日その日の食を得るために、島の人に仕事の手伝いをして食料を得ていたようです。

神津島に送り込まれた流人の数はよくわかっていません。

涛響寺の古い過去帳によると、おたあジュリアが神津島へ島流しとされたのは、慶長十七年(1612年)となっています。

【文献・資料提供】

中村親夫さん

【流人墓地】

IMG_3111.jpg

伊豆諸島創生神話

上古の時代、大国主命(出雲大社)の長子、八重事代主命(三島大社)は、「国土を天孫」ニニギノ命(天照大御神の孫)に譲り、出雲の国から多数の一族、追従の神々を率いて海路はるばる伊豆の国に渡られて、伊豆の島々を焼き出し給う。

島造りの大事業が行われたと伝えられている。

三島大明神は富士山の大明神に会って、伊豆半島の南東の土地を譲っていただいたが、土地が狭かったので島造り(島焼き)を始めました。

最初に一日一晩で小さな島を造り、初めての島なので「初島」と名付けました。

第二を島々の中ほどに焼きだし「神集島」(神津島)と名付け給えり。

第三の島をば大いなる故大島と名付け、第四の島は海の塩を盛ってつくり給えば色の白き故に「新島」と名付け

第五の島はお供の見目、若宮、剣の御子の家をつくる「三宅島」

第六の島は大明神の蔵を置くための「御蔵島」

第七の島ははるか沖にありて沖の島「八丈島」と名付け

第十の島をば十島「利島」と名付け給う

【事代主神】

事代主神.jpeg

【文献・資料提供】 

中村親夫さん

梅雨の訪れ、夏を待ち望む。

九州南部では5月11日頃に、過去2番目の早さで梅雨入りしたそうです。

この先、前線の影響でまだ梅雨入りしていない本州でも雲に覆われ、雨が降る日が多くなる予報とのこと。

しかし、本日はとてもいい天気となりました神津島。

多幸湾ファミリーキャンプ場の近くを散歩していると、綺麗なつづじの花が咲いていました。

※現在、多幸湾ファミリーキャンプ場は閉鎖されています。

少しの時間なら海水浴も楽しめるくらい穏やかな陽気です。

毎年、梅雨明けを今か今かと待ち望む人が多くいるかと思います。

楽しい季節は目の前、夏が来るのが待ち遠しいです。

【ツツジの花】

ツツジに.jpg

旅行を計画中の皆様へのお願い

あっという間に連休が終わり、季節はすっかり春模様。

島内ではツツジの花が咲き、穏やかな過ごしやすい気候になってきました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

東京都では緊急事態宣言が5月31日まで延長されました。

ご来島の際は、「神津島への旅行を計画中の皆様へ」を必ずご一読ください。

https://vill.kouzushima.tokyo.jp/blog/2021/04/18.html

離島は特殊な環境であり、島住民の生命の安全が第一と考えての対応ですので、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

そして、皆様も体にお気をつけてお過ごしください。

【村落全景を望む】

村落全景.jpg

【多幸湾三浦港を望む】

多幸湾三浦港.jpg

生命の源

黒潮に囲まれた温暖な気候の神津島は、照葉樹林帯で年間平均気温19℃、降雨量3000ミリ(令和1年)を記録します。

島内には新鮮な湧水が絶え間なく湧き出している場所が幾つかあり、多幸湾の湧水とつづき堂の湧水は四季を通して冷たく、「東京の名湧水57選」に選ばれています。

雨が降ると天上山の流紋岩質の地層に浸透し、ろ過され地下に溜まった水が周辺から湧き出ています。

まるで島の巨大な水瓶のようです。

天上山の麓の地下には大きな帯水の水瓶があり、島の簡易水道用の設備(井戸と諸水槽が数か所)が造られています。

山頂近くにある不入ヶ沢は、伊豆諸島の神々が集まり水配りの会議を開いたと言い伝えられている神聖な場所です。

多幸湧水4.jpg多幸湧水7.jpg多幸湧水6.jpg

夜空の暗さ測定 2021年4月

星空保護区、神津島では毎月夜空の暗さ測定を行っています。

測定日:4月8日

よたね広場:21.22

三浦湾展望台:21.46

ヘリポート:21.47

赤崎遊歩道:21.61

単位は(mag/arcsec2)です。数値は5回計測の最高値です。

_DSC2122.jpg

アイテム

  • ビーチクリーン子供.jpg
  • ビーチクリーン.jpg
  • 小浜.jpg
  • メッポー山.jpg
  • 結.JPG
  • 3代目さるびあ丸.JPG
  • ドルニエ.jpg
  • ウミウ.JPG
  • ツバメ.JPG
  • イソヒヨドリ.JPG

2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30