本年も毛虫の被害が報告されました。
この毛虫は体長20ミリメートルほどで、細かい毒針毛を持ち、これが皮膚に刺さるとかゆみや炎症を引き起こします。
直接触れるだけでなく、風に乗って飛散した毒針毛で被害にあう可能性もあります。
トレッキングの際は十分に注意してください。
【毛虫に刺されないために】
長袖・長ズボン・手袋を着用し、肌の露出を避ける。
コースの中央を歩き、むやみに草むらに入らない。
【毛虫に刺されたら】
毒針毛が刺さると、数分から数時間でかゆみを生じ、赤く腫れあがります。
(時に、全身じんましんのような症状が続く場合もある)
患部を掻きむしると刺さった毒針毛が折れて広がり、被害が拡大します。
掻いたりこすったりせず、セロテープなどで患部をそっと押さえてはがし、さらに石鹸と流水で洗い流しましょう。
抗ヒスタミン軟こうを塗り、炎症がひどい場合は医師の治療を受けましょう。