消防団による消防査察が行われました。

12月1日(火)に消防団本格活動開始!

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 神津島村消防団による、全家庭の消防査察が行われました。

まず、説明すべき点は、神津島村には本土のような消防士、消防署という仕組みがなく、
その代わりに、村民による消防団が組織されている点かと思います。
村の安全は、村民皆さまの献身的な協力によって保たれているのです。

次に、神津島は冬になると猛烈な西風が吹きつけてきます。
しかも、集落が島の西側に密集しているので、一度火が付けば、
強風と家屋が密集していることから、大火事になってしまうのは目に見えています。

最近の防災では、津波や地震に目が行きがちですが、「火事」も立派な災害です。
災害は忘れたころにやってくると言われているので、火事という災害対策も忘れることなく、
きちんとこなさなくてはいけませんね。

さて、話は戻り、消防団の消防査察ですが、
これは、消防団員が、手分けして、全家庭を回り、
消火器の設置確認、ガスボンベ、石油タンク、ボイラーの状況確認などを行い、
不備があれば、改善を促す事をします。

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各設備の点検後、
記入を行ったチェックシートを家庭に届け、査察終了となります。

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毎年行うことによって、
防火意識が高まり、火事を防ぐことに繋がっているのですね。


話は少し変わりますが、
神津島村では過去4回の大火が発生しています。
1710年「ポチ火事」、1747年「下の沢火事」、1863年、1899年に火事が起き、
1899年の火事は310戸あまりあった家屋が10戸を残し消失してしまうほどだったそうです。
また、その時に村の役所も燃えてしまったため、1899年(明治32年)以前の歴史的資料も紛失してしまったのことです。

近年の火事では、
2015年10月にもボヤ騒ぎがあり、
さらに過去を遡ると

・1992年9月 天上山火事 山腹 20haを消失
・平成10年頃 須賀腹住宅裏森林ボヤ
・平成?年 9区ボヤ
・平成20年 千両池ボヤ
・平成24年 錆崎火事

など、頻繁ではないものの小火を含め発生はしています。
備えあれば憂いなしという諺が身に沁みますね。


火事は家や物を失うだけでなく、歴史も失ってしまうのです。
この事実を知り、消防団の大切さを感じて頂ければ幸いです。
 

このブログ記事について

このページは、産業観光課が2015年12月 2日 08:36に書いたブログ記事です。

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